undefined MIKEGRAPHY(三毛駆楽風慰) 鉄砲組百人隊奉納出陣

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鉄砲組百人隊奉納出陣

日曜日に新大久保に行ってきました。

2年に1度の鉄砲組百人隊の奉納出陣が行われるのですが、今年がその年だったのでそれを見るために。

…という本題に入る前に、どうしても書いておきたいことがありますので、それを先に書きます。

私がこの奉納出陣のことを知ったのは今月の13日でした。
出陣の出発点である皆中稲荷が東京グローブ座と総武線の大久保駅の間にあり、そこを中心にたくさんの幟がたっていたことで興味を持ち、この出陣を知りました。
13日は何かというと、私が慶ちゃん主演舞台『グレート・ネイチャー』を最初に観劇した日でした。
そして上にも書いた通り、この奉納出陣は2年に一度しかありません。
つまり、今年のこの時期にもし慶ちゃんがグローブ座で舞台に立っていなかったら、私はこの2年に1度の出陣を見ることができなかったわけです。
昨日のブログにも書いた通り、実はその27日、私は舞台をみることはありませんでした。
でも、たとえみなかったとしても、中世日本史好きの私への、慶ちゃんからのプレゼントだったんだと思っています。
舞台を見られたことそのもの、そして奉納出陣を見られたこと全部を含めて。
慶ちゃんが『なかなか見られないんでしょ?見ておいでよ』と言ってくれたような気がしていましたので、ありがたく見せていただいたわけです。

さて、話を本題に戻します。

なぜ新大久保で鉄砲なのか。

ここです。

今でこそ新大久保といえば韓流のお店がずらり!というイメージですが、江戸時代には、現在の山手線新大久保駅と中央線大久保駅に挟まれたエリア(つまり東京グローブ座のあるあの一帯ってこと)は、徳川将軍家直属の鉄砲隊が定住しており(ちなみにこの辺りはかつての江戸城外濠すぐ近くにあたります。そして別に本当に百人住んでいたわけではなく、百人、というのは要するに『たくさん』的な意味になります。むかしは職業ごとに住むエリアがだいたい決まっていたわけですね)現在の百人町の地名の由来にもなりました。
また、出発地の皆中稲荷神社は、漢字の意味を考えると、『(みなあたる)すべて当たる』という意味にもとれることから、『狙ったところを必ず撃てる』と鉄砲組に大変信仰された神社で、現在は勝負事の神様的な存在にもなっております。

ここで使われている火縄銃はすべて本物、つまり江戸時代からそれ以前のものです。

鉄砲隊が鉄砲を撃つのには、指揮役の侍や玉薬方、と言われる火縄銃に火をつけたり弾薬を補充したりする人も必要で、しかもとにかく手間がかかる。あれを戦に用いるには確かに大量の火縄銃がいるし、熟練の業もいる、少数では合理的ではない。
長篠の戦で、織田信長は大量の火縄銃を効率よく的確に使いこなし、武田軍を破った。ってことは、どんだけ当時の織田家は経済力を持っていたんだ(火縄銃の数だけではなく、それを使う兵士を養うだけの経済力も必要になるわけで)と改めて思いました。
ああ言うのは、やはり見ないと分からないものですね、何でも経験してみなくちゃ分からない。
改めてそれを実感しました。

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でもやっぱり間近で初めて見た火縄銃の実射は迫力がありましたよ。
ああ、こうやって昔は戦っていたのね、ってすごく思いました。

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なかなか本物の火縄銃をこんなに近くで一度に大量に目にすることもないですからね。それだけでわくわくしていました。
しかもこれを打つ鉄砲隊のみなさんも当時の出で立ちで打つわけですからね、鉄の胴あてが非常に重いとおっしゃっておられました。
こういう伝統を残すのはとても大事なことだと思うし、こういうことを実際そういう人たちが暮らしていた場所で行うことに、とても意義があるんだと感じました。

そしてぐるっとめぐって。

こういうのを見るチャンスを遠回りながら与えてくれた、小山慶一郎さんに、感謝。

東京での『グレート・ネイチャー』千秋楽の夜に。

お疲れさまでした、慶ちゃん!
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あきよ

Author:あきよ
中世日本史研究家。
マスターズスイマー。
出会う人に笑顔と勇気と力を与える存在。

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