undefined MIKEGRAPHY(三毛駆楽風慰) 試されている、いろいろ、彼も我も

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試されている、いろいろ、彼も我も

昨日から、東京グローブ座で小山慶一郎さん主演の舞台『グレート・ネイチャー』の幕が開きました。
私は今日の夜の部を観に行ってきました。

*ここからは、あくまで個人的な感想です。

時間105分。
幕が開いて、降りた瞬間の感想は

『…で?』

でした。

いや、もう本当にそれしか言葉が浮かんでこなくて、その後ふつふつと湧いてきたのは、これは難しいのもたいがいな舞台に遭遇してしまったぞ、と。
私の理解力がないだけかもしれませんが、まず、幕があいてざっくり20分くらい、ぽかーん。
自分がどういう立ち位置でこの舞台を観ればいいのか把握できない。
舞台の世界観の一部として観ればいいのか、それとも単純に演劇として客観的に観ればいいのか。
舞台の内容と自分の距離感がつかめない。
そうこうしているうちに話が進んでしまう。
舞台の進み方が『ピンクとグレー』を感じさせました(余談ですが、アドリブで舞台のバミリに加藤シゲアキが現れました・笑。離れていてもコヤシゲはコヤシゲ・笑)
話について行かれてない自分だけは把握しました。
自然の中の学校に篠崎(慶ちゃん)が赴任してきて、その自由な時代とそこから10年経過した時代のコントラストの差は、把握しました。
自然さと不自然さのコントラストがそれになるわけですが、そことラストのギャップの差がどうしても自分の中で埋まらずに、終演してからずーっと

『…で?』

って思ってたわけです。

そして道すがら何がどうしてああなったのかと考えてたわけですが、結局自分の中ででた結論は
『考えてもわかんないことは、考えない』
でした。
考えることを放棄したわけではなく、これは考えたらいけないものなのであろう、という結論でして。
だって、タイトルと内容の割にラストがどうしても理解できないんだもん。
つまり、結論は決められた枠の中で生きることをよしとする自分の範疇の外に、結論はあるんだろう、と。それを無理して探し出す必要は、私にはないんじゃなかろうか、と。
そういう結論を出すのも、自然なことなんじゃないだろうか、と。
そして、そういうことで私はあの舞台の内容に試されているし、舞台に立っている慶ちゃんは演じることで、他の役者さんからキャスターでもアイドルでもない役者の部分を試されているのかもしれない。
んで、じわーっといろいろ考えながら帰ってくると、あの舞台は『News every.』みたいなもんだと思うんです。そして慶ちゃん自身も言っているように帯でニュースを読み始めた慶ちゃんだからこそ、できる舞台なんじゃないかと思うわけです。
ニュースも毎日決まったことがあっても、流動的じゃないですか。あるとき何がどう飛び込んでこんでくるかわからない。
慶ちゃんにはそれを臨機応変にさばく柔軟さが求められる。
あの舞台も同じで、いろんな方向から投げられてくる舞台に根を張る役者さんから投げられるボールを柔軟に受け止めて投げ返す力量が慶ちゃんには求められてる。
観てるほうも出てる方も試される。
それが今回の作品なんじゃないかと感じるようになりました。

するめのような舞台ですよ。
食べたときにはそれがなんだかよくわからない。
おいしいのか、まずいのかも、理解できない自分がいることだけは理解できる。
だけど時間が経過して咀嚼するといろんなことがわかってくる。
もしかしたら、それは不味い、と自分の中で理解するものなのかもしれない。
だけど、不味いなら不味いでいい。まずいとおもうことが大事なことなんだとわかればいい。
でも
もしかしたらおいしいかもしれない。

食べてみないとわからない。

そういう難敵でした(私にとっては)

もっとぶっちゃけて言っちゃうと、あの10年前と10年後のつながりがどうしてもわかんなくて。
その意味はなに?みたいなのだらけで。
その登場人物、どんな意味があるんすかー?みたいなのがいっぱいあって。
なんかここまで書いたところまで咀嚼するのが精一杯でした。
あれをちゃんと理解して自分のものにしてる慶ちゃんてすごいな、と思うし、そのあたりが役者さんてすごいなと、思うし、常人には理解できない世界ってたくさんあるんだな、と改めて思いました。

次見るまでに、果たして私はちゃんと内容を把握することができるんだろうか…

いろいろな意味で大変なことでございました。
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あきよ

Author:あきよ
中世日本史研究家。
マスターズスイマー。
出会う人に笑顔と勇気と力を与える存在。

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